栽培日記

桃づくりの鍵は摘蕾にあり!美味しい桃を作るための秘訣。

こんにちは、PlayestJAPANです!
春の訪れを感じる今日この頃。私たちの周りでは桜が咲き誇り、新しい季節を迎える準備が進んでいますね。
(山梨市の桃畑は満開で、さながら桃源郷のようです!)

今回は、私たち PlayestJAPAN が桃づくりのために取り組んでいる作業の一部である摘蕾てきらいについて解説します。
初心者の方でもわかりやすく説明してみますので、ぜひ最後まで読んでみてください!

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我らが PlayestJAPAN エース、住田大輔だいすけおにいさん摘蕾てきらいの説明をYouTubeにて公開!
ぜひぜひチェックしてみてください。(チャンネル登録してくれたら代表の加賀見が泣いて喜びます!w)

はじめに

摘蕾てきらいとは、果樹のつぼみを取り除く農作業のことで、桃をはじめとする果物の収量や品質を向上させるために行われます。

桃の木は、収穫後から落葉するまでの期間、養分を蓄えます。そして、その蓄えた栄養分を春の季節に利用して花を咲かせます。つまり、冬を越えて春に備えるために、栄養を貯蔵しているんですね。

基本的には、桃は咲いた花がすべて実になる性質を持っていますから、摘蕾てきらいの作業は「蓄えた養分を出荷する実に集約させる事」を調節する大事な作業の一つです。
これをすることによって栄養分が実に集中し、実の成長が促進され大きくおいしい桃になるため、摘蕾てきらいは美味しい桃づくりに欠かせない作業となっています。

しかし、摘蕾てきらいを行いすぎると、残った実に養分が集中してしまい、大きくなりすぎたり、実が割れてしまったりして商品価値がなくなることがあります。
また、木自体も養分を木々の成長の方に使いすぎてしまい(俗に言う木が暴れる)ますので、適切なバランスを保ちながら行うことがとても重要です。

つまり、摘蕾てきらい収穫量を大きく左右するとても重要な仕事(決して単純な作業ではないです!)なのです。😊

摘蕾てきらいの手順と方法

摘蕾てきらいの手順と方法は大きく分けて2つあります。

  1. 摘蕾てきらいするつぼみを見分ける
    摘蕾てきらいは、桃の栽培において、上向きのつぼみを取り除き、根本と先端のつぼみを基本的に落とす作業です。この作業によって、実が上向きに成らず、また充実していない実を早めに取り除くことができます。
    同じ品種、同じ木、同じ枝であっても、開花のタイミングが異なりますが、PlayestJAPAN では同じ時期につぼみの大きさを揃えるようにしています。これによって、収穫日を集約することができ、作業効率を高めることができます。
  2. 摘蕾てきらいする手順
    PlayestJAPANでは、桃の木の高い枝から順に、下に向かってつぼみ摘蕾てきらいしていきます。
    高い場所の枝から始めることで、つぼみを余分に落としてしまうことを防ぎ、作業の効率化につなげています。
    (服や身体に当たってつぼみを落としてしまうリスクを減らすことができます。)

摘蕾てきらいの効果と意義

桃は、咲いた花がすべて実になる性質を持っていますが、出荷するまでには95%つぼみ花や実)を収穫前に落とします。
このようにして、桃の木が昨年から貯蔵してくれた養分をしっかりと残ったつぼみに集約させることができるのです。
この摘蕾てきらいという作業は、美味しい桃を作るために欠かせない作業で、収穫量にも確実に影響を及ぼすため、非常に重要なものです!

桃は、木にたくさんの花がついたときに、その数だけ実をつける性質がありますが、実が多すぎると、果実の大きさや品質が悪くなります。
そのため、桃の栽培においては、摘蕾てきらいという作業が不可欠となります。

まとめ

  1. 貯蔵養分をしっかりと集約させる事ができ、大きくて甘〜いおいしい実に!
  2. 収穫量を左右するとても重要な作業!
  3. つぼみ(実につける)はたったの5%しか残らない!

摘蕾てきらいによって、桃の木の栄養分を均等に分配し、木の負荷を調整することによって、より多くの実を収穫することができます。

PlayestJAPANは、今年も美味しい桃をお届けできるように、日々努力しています!
皆様の「いいね!」や応援が、山梨の農業を支える、ひいては日本の農業を魅力的なものに変えていく大きな力となります。
PlayestJAPANの応援をよろしくお願いします!(PlayestJAPAN TVのチャンネル登録をよろしくお願いいたします!w)

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