こんにちは、PlayestJAPANです!
梅雨入り宣言があったかと思えば、だんだんと熱くなってきましたね。
太陽が顔を出している時間も長くなって、夏の予感を全身で感じられる季節です!
今回は新しく導入したジベスプレーについて紹介します!!
葡萄のジベレリン処理とは
葡萄の花が満開になったら3日以内を目途に、1回目のジベレリン処理を行います。
その後、10日から15日後を目途に2回目のジベレリン処理を行っていきます。
ジベレリン処理を行う理由は
- 着粒の安定(フルメット)
- 果実の肥大化(フルメット)
- 葡萄の種抜き(ジベレリン)
の3つがあります。
ジベレリンの薬液を作る際には、フルメットとジベレリン錠剤を溶かします。
フルメットは上記の通り、着粒の安定と果実の肥大化を目的にしています。
ジベレリン錠剤は、葡萄の種を抜くことを目的としています。
ジベレリン処理の手順
ジベレリン処理を行う手順は、とてもシンプル!
房作りで残した房に、カップに入れたジベレリン液を浸していくだけ!
ジベレリン処理の注意点・コツ
ジベレリン処理の作業自体はすごくシンプルです。
しかし、房全体(特に房上部)が薬液に浸るように注意しなければいけません。
また、畑全体として処理をしていない房がないようにしていく必要があります。
房作りの際に、房の根元に副穂を残している場合には、処理を1回行ったら1つ落とす、などの方法で進行度を明確にしておくと良いと思います!
ジベスプレーの導入
今までジベレリン処理を行う際には、カップに入れた薬液を1つずつコツコツと浸していく作業を行っていました。
1つずつ根元までしっかりと浸していくために、多くの時間と集中力が必要でした。
そこで、最近注目されているジベスプレーを導入しました!
このジベスプレーは、従来使用していたカップより大きくなっているため、房全体が覆いやすい!
また、カップ上部から常に薬液が出ており、タンクを通して循環しているため、房の上部に薬液がかからないこともありません。
今回、このジベスプレーを導入することでジベレリン処理の作業効率が約5倍になりました!!
上部に薬液が浸っているか確認をする必要もなく、カップが大きいため房を覆うのも容易になりました。
1つの房にかかる時間は数秒でも、畑にはたくさんの房が付いています。
農業全体、もっと言えば、仕事全体に言えることですが、1つ1つの作業効率を高めていき、浮いた時間を手をかけるべきところにかけていくことを意識していきたいと思っています。
まとめ
シャインマスカットと言えば、種がなくて食べやすいというイメージがあると思います。
皆さんに少しでも美味しく、食べやすいフルーツをお届けするために、地味ですがとても重要な作業のジベレリン。
農業は細かい作業の積み重ねですが、どれも重要な作業ばかりです。
桃・葡萄ともに忙しくなる時期ですが、1つ1つの作業を丁寧に行っていきたいと思います。
PlayestJAPANは、今年も美味しい果物をお届けできるように、日々努力しています!
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