こんにちはPlayestJAPAN 清宮です。
桃の栽培において、「芽つぎ」という技術はとても重要です。このブログでは、なぜ芽つぎを行うのか、解説していきます。
なぜ芽つぎをするのか?
芽つぎは、桃の木を育てるために、特定の品種の「芽」を別の木(台木)に接ぐ技術です。この方法にはいくつかの理由があります。
病気に強く、美味しい桃を育てるため
桃の木には、病気に強い品種や、根が丈夫な品種があります。しかし、それらが必ずしも美味しい桃を作るとは限りません。そこで、病気に強い台木に美味しい桃の芽を接ぐことで、両方の良い特性を併せ持つ木を育てることができます。弊社では桃の品種構成に合わせて良い桃が収穫できた木を選定し芽つぎします。
早く果実を得るため
種から桃の木を育てると、果実ができるまでに何年もかかります。しかし、芽つぎを使うと、台木の成長力を利用してより早く果実を得ることができます。
同じ品質の桃を増やすため
美味しい桃の木を増やしたいとき、種から育てると親と同じ品質の果実が育つとは限りません。しかし、芽つぎを使えば、親木と同じ品質の果実を持つ木を増やすことができます。
芽つぎは少し技術が必要ですが、桃の品質を高め、収穫を早めるための大事な方法です。次世代に美味しい桃を繋ぐため頑張りたいと思います!
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